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食べたベタ
①トロッとしてて、ジューシーなんですよ
②もちっとしてて甘い
③コクがあるのに、しつこくない
④濃厚でクリーミーですね

と、ここ何ヶ月かでブログトップページ上部に、よくありそうなグルメコメントを載せてました。
深夜のテレビ通販で、圧力土鍋みたいな商品を試用してみてのコメントで①と②が出てきて、なんかベタでおもろいなとひっかかったのがきっかけで。

料理のコメントって難しいねぇ。

「旨い」、「美味しい」でまぁいいんやけど、それ以上に求められる、言いたくなったらどうするか。

「トロっとしててジューシー」も「もちっとしてて甘い」もなんかベタっていうか、使い古されたような気がして。
もっと他の言い方ないの?って思うけど、やっぱそれが的確っちゃ的確な気もして。

新しい表現ってなかなか出ないもんだ。
「これはまるで、海原から草原に駆け渡る柔らかな風のようだ」みたいな?(意味わからんw)ことを言えって訳じゃないけど。

料理のコメントって味(味覚)と食感(触覚)と香り(嗅覚)なんかな。あ~視覚もあるか。
まぁこの際「宝石箱や~」とかいう喩えは置いといて、味覚、嗅覚とかの語彙自体が少ないんかなぁ。

別の見方からすると、

グルメリポーターとか料理人とか誰かが「トロジュー」「もち甘」とか言った。
このときはちょっと進んだ新しい表現やったんかもしれん。
それを他の人が「それいい!」と思って使いだして、広まった。

で、受け手(視聴者)もそれに慣れて、共通認識というか、コンセンサス(意見の一致、合意、共感)が生まれて、ベタになった。

で、送り手も結局受け手に伝わる表現で言うしかないから、そのベタな表現を繰り返してベタベタになる。

ましてや「味」なんてものは、個人差もあるし表現しにくいもんだから、確実に伝わるって言葉があれば、そっちに流れてしまうんやろうなぁ。
別にベタベタが悪いとかいうことやなくて。浸透した共通認識になるほどの生き残った優れた表現ってことなんやろう。
「こってり」「あっさり」とかね。
そういえばまだ、「こっさり」と言いたくなる味に出会ったことないな。

んーなんかよくわからんくなって来た。
もうちょい、言葉の広まり(伝わり)みたいな感じで展開できれば、スッキリするかなぁと思ったけど、突き詰めれば形容詞とその捉え方じゃない?みたいな方向に落ちて来た。スッキリさせてくれるいい参考文献ないかなぁ。

結局、美味しい料理の味を説明するのは、難しいなぁと。
あいまいな形容詞やなくて、「塩加減が」「野菜の旨味が」「魚貝のエキスが」とかそこらへんを具体的に伝えられれば、分かりやすいってことかしら。どっちにしても感覚的やけん、形容詞とそんな変わらんのかな。
そんなこと言ったら言葉って全部あいまいで、捉え方もそれぞれの感覚やし、数値化しろってことか?
いやいや、数字で美味しさは伝わらんて。
でも、自分の好みの味のデータを知ってれば、好きか嫌いか食べなくても分かっていいのか?
そしたら、一般受けする味なんて、簡単に作れちゃうのか。

まぁ、どうでもいいんやけど。


ここまでのぐだぐだにお付き合いいただき、ありがとう!
何よりも一番伝えたいのは、『ミスター味っ子』のおもろさ↓なんですけどね!

無駄にスケールがでかいカレー丼勝負その1

無駄にスケールがでかいカレー丼勝負その2


うまいときは「うーまーいぞーーー!!」って叫べばいい!!
んで、ベタでも思いつく言葉全部使って、伝えればいい。
曖昧な情報でも、数打ちゃヒットするんや。


美味しいもの食べた人の「んまぁ~」っていう笑顔っていいよね。
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2008-06-06 23:39 | 思考回路はショート寸前 | Comment(4) | Trackback(0)
Comment
一番乗りー。
実はわたし脳~言語が(も?)専門分野になります。
良くポイントをついていて、味覚嗅覚に関する言葉は本当に少ない。つまり、それだけ脳内には味覚嗅覚に対する受容体が少ないことでもあるんです。だからこそ、別の感覚器の言葉を用いて表現するしかなくなった。

先生が良く言ってたのが「舌の上に黄金のピラミッドが!」という美味しんぼの台詞。ここでおもしろいのが、なぜその表現が可能かってところ。これを共感覚と言います。実際に色をみて音を知覚する人もいるくらいで、(宮沢賢治とかもそうだったらしい)メタファーがなぜこれほどに普及できたか、そして理解しうるか、脳を見ればわかるんだな。脳の中は特定の刺激に反応する箇所が決まっていて、例えば「色」と「音」はすごく近い。だから色言葉って多い。でも詩的な面白さがあるもの、言い換えると斬新かつ、わかる!てなるやつは、遠すぎず近すぎないものの組み合わせだったりする。
ベタな表現というものは二つの受容体間のニューロンが発火され過ぎて、その表現が当然という認識になってしまうから。

ちなみに、メタファーをつくるには順番があって、触覚→味覚→嗅覚→聴覚・視覚なのです。「甘い音」はできるけど「塩っからい触り心地」ができないとか。まあいろいろ発掘してみてよ。


形容詞の多くは、ある指標の中の段階を表現するものであって、「こっさり」が無いのは、「こってり~あっさり」が舌上の触覚に対する刺激具合を表現する対だから。同様に「塩加減が~」なども刺激として反応されるから一つの指標になってるもの。つまり、これは数値に置き換えることも可能なんだな。
この味覚の要素(辛い・甘い・などなど)を分解して自分がどの組み合わせが好みかを知っておけば、食べなくてもわかるね。さらに、こういった感覚的なデータは正規分布になるのでウケの良いものも作れるよ。
とはいえ、美味しさ=味覚だけじゃなくて他の感覚、特に嗅覚の要素も必要だからもっと複雑になるだろうけど。

ここまでのぐだぐだにお付き合いいただき、ありがとう!
たけばやし 2008/06/07(土) 01:12:40) 編集

>たけばやし
めちゃくちゃありがとー☆
脳~言語も専門分野なんすね!脳~言語は僕も興味があるところで、こんな風に教えてもらえて本当に嬉しいです。
全部にアンダーラインを引きたくなるんですが、

>脳内には味覚嗅覚に対する受容体が少ないことでもあるんです。だからこそ、別の感覚器の言葉を用いて表現するしかなくなった。

>実際に色をみて音を知覚する人もいる

>メタファーをつくるには順番があって、触覚→味覚→嗅覚→聴覚・視覚なのです。
これ特に「うへー!!」でした。
「柔らかい香り」はありえても、「眩しい味」はない。いいこと知った!

>形容詞の多くは、ある指標の中の段階を表現するもの

>例えば「色」と「音」はすごく近い。だから色言葉って多い。
ここがちょっと分かりにくかったんやけど、視覚(色)だけでなく、聴覚(音)の情報も視覚の分野を刺激するから、刺激量が多くなって、色言葉も増えたってことかしら?
としろ 2008/06/09(月) 23:33:32) 編集

>形容詞の多くは、ある指標の中の段階を表現するもの
「多くは」と書いているのがポイントで、形容詞はさらにいくつかにわけることができる。代表的なのが質的観点と量的観点。詳しくは以下。
http://unicorn.ike.tottori-u.ac.jp/1998/ohnisi/paper/graduation-thesis/node19.html

>例えば「色」と「音」はすごく近い。だから色言葉って多い。
これは純粋に脳内の細胞の距離の話。色に関係する受容野と音に関する受容野が結構近い、とか。まあ本当かどうかはわからないけれど。間違っていたらごめん。
情報は意味をもっていないけれど、脳の機能によって意味付けされ、言語化されるよね。色や音も同じようにその情報が持つイメージや意味の蓄積がされている。(赤=血、太陽など。)このデータベースこそがメタファーの素であーる。
とし君が書いているみたいに、視覚から取り入れた情報が直接聴覚の受容野で処理されるということではなく、このデータベース上でのやりとりが非常やりやすい近さにある、といった意味です。

たけばやし 2008/06/15(日) 23:50:39) 編集

>たけばやし
さらに詳細ありがとう!
形容詞の『質的観点と量的観点』なるほどっす。
『情報が持つイメージや意味の蓄積』そのデータベースがメタファーの素なんすね!
図に書いたりしながら、なんとなく分かった気がします。
多分あと、何回も読み返すと思うけどw
ありがとうございます☆
としろ 2008/06/19(木) 00:17:56) 編集

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