今日(もう昨日)はバレンタインデイでしたね。
My Bloody Valentineの『Loveless』を聴こうとケースを取るが、ディスクは行方不明。気づいたころには、愛はどっかに行ってしまったか。
でも、ネットで歌詞見れて、曲も聴けるなんて便利なものだ。
3日前から、無性ぉぉにピザを食べたい。
おいしいピザを食べたい。
宅配ピザなんて便利なものもあるが、ちゃんとしたお店のが食べたい。
洋食ってなかなか一人で食べることないなぁ。
特にピザなんて、一人で「ハイ、チーズ!」ってスマイルにならんっちゅーの。
「なぁ、『ピザ』って10回言ってみ?」
「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
「じゃぁ、ここは?」
「えぇと、日本!」
「ぶっぶー!!地球でしたー!」
「なんやそれ!」
「ピザ食べたなったやろ?ほな行こか!」
「で、『本命』って何やねん?」
「いやな、昨日出会いがあってな。俺惚れたんやわ。まだちょっとしか知らんねんけど、知ってくうちに惹かれていってな。彼女の全部を知りたいって気持ちが押さえらへんくて。」
「へぇー。『◯◯ちゃん命』って感じ?」
「いや、その『◯◯ちゃん命』とか、『バイク命』とかって言葉なんか変な気がせぇへん?なんか俺それ嫌なんよ。」
「せやなぁ。マモルくんって人を好きになったら、『守命』になるしなぁ。」
「まぁ、それはそれで・・・えぇなぁ。」
「で、誰やねん?」
「
川上未映子さん言うてな、小説家で、歌手で、自称
『文筆歌手』らしいんやけどな。」
「分泌箇所?」
「どこから、何が分泌するっちゅうねん!文筆歌手やって!」
「すまん、一瞬頭ピンクになってたわ。」
「いやまぁ、それもある意味正しいねんけどな。
『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』って本を買って読んだんやわ。」
「んん?それがええんか?」
「これがええんやわ。短編集で7つ話があるんやけど、そのタイトルがもうすっごいねん!」
「何や?」
「まず、
『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』やろ。これはなぁ、なんかグルグルしとったな。で、
『少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ』これは良かった!好き。で、
『ちょっきん、なー』ってのがあって、これは、髪の毛と女子と子どもを生む卵って感じでなんやちょっと怖かったな。で、もいっこ
『彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ』これは、性交と推論やな。男女の推論の交わりであるけど、とてもとても好きよって話やけど、ちょい哲学的?な雰囲気もある。質と量とか。ここまでしかまだ読んでへんのやけど、あとは
『象の目を焼いても焼いても』、
『告白室の保存』、
『夜の目硝子』で全部やな。」
「なんかよぉ分からへんけど、エロと女って感じやな。」
「まぁ、そうっちゃそうやねんけど、それだけやないねんて。なんて言うんやろ。ぶっ飛んでるけど、文章がなめらかというか、さらーっとしてて勢いが出るねんけど、奥行き?言葉づかい?意味?が深くてイメージが追いつかれへん。で、気持ちよく流されてまうみたいな。分かるか分からへんかって言うたら、分かった気になればええんちゃうかって印象やな。」
「とにかく、すごいみたいやな。」
「俺も一週間前まで全く知らんかったけど、この人この前、芥川賞受賞したんやで!
『乳と卵』っちゅう作品で。」
「マジ?芥川賞って、あの芥川賞?本の賞ってぐらいしか知らんねんけど、めっちゃすごいんやろ?」
「そうやって!やから、すっごいって言ってるやんけ。」
「にしても、
『乳と卵』ってまたあれやな。」
「まぁあれやけど、はよ読みたいわぁ。」
「そら俺も読んでみよかな。」
「彼女のブログあるから、とりあえずそっち見てみ。あれの
『よりぬき日記』と記事カテゴリーの
『恋愛』を読んでみたら、好きかどうか、合うか合わんかとりあえず分かるんちゃうん?俺はあれで、さらに惚れたけどな。しかも、なかなかきれいな人やねん。」
「美人か!よりぬきと恋愛やな!」
「いやマジで、このブログの文章も質が高いねんて。初めて、金を出してでも読む価値あるブログやって思たわ。あー前におまえに言うたっけ?俺が太宰治の『女生徒』好きやって」
「あーなんか言うてたなぁ。読んでへんけど。」
「ブログ読んでみて、結構『女』をテーマにしてる感じがするけど、その『女生徒』となんか印象がかぶるんよなぁ。あ、印象言うても、インドのゾウちゃうで!」
「誰がインドのゾウを思うねん!今までの話ぶち壊しやんけ!」
「何事も一回壊したとこから、また始まるねんて。」
「インド言うから、カレー食べたなったな。カレー屋どっかあったっけ?」
「おまえ、あんだけ俺がピザ食べたい言うたやんけ!一番最初っからぶち壊しかよ!」
「じゃ今度は俺からや。『カレー』って10回言ってみ?」
「もうええわ!」
Special Thanks:チュートリアル
というわけで、ハマりました。川上未映子。
きっかけは、うちのおかんが、新聞の芥川賞受賞の感想の記事から、衝撃を受けて読んでみたいと熱く語っていたこと。何がおかんをここまで熱くさせるのかと本屋で手に取ると、すっごい!
さされて、刺激、中毒、洗脳、入信、布教活動。ここまでさせるエネルギー。
まさかの、胸いっぱいのときめきバレンタイン。
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『未映子の純粋非性批判』